Orbitvu Stationは、以下に説明する仕様に基づき、オンラインストアとアプリケーションの間で通信を行います。 当仕様に基づき、お客様独自のショッププラットフォームに、同様のメカニズムを実装することができます。
 
ステップ1では、HTTPサーバーで任意の“cookie”を設定する必要があります(Orbitvu Stationは、指定されたURLの下に “Set-Cookie”ヘッダーが存在するかどうかを確認しますが、Cookieの名前は関係ありません)。そしてレスポンスを下記の様式でxml形式でOrbitvuStationに送信します。
<ovs_response>
    <code>0</code>
    <message>Authorization succeeded!</message>
    <data>https://your_remote_upload_url?ov_action=upload</data>
</ovs_response>
ステップ2では、Orbitvu StationはPOSTリクエストを次のアドレスに送信します:https://your_remote_upload_url?ov_action=upload またこのリクエストには ZIP圧縮(“.ovus”)された Orbitvuプレゼンテーションを加えます。そしてHTTPサーバーからステータスメッセージを含むレスポンスをxml形式でOrbitvuStationに送信します。
実装のサンプル
index.php file:
上記のサンプルでは、Orbitvuプレゼンテーションは “orbitvu_presentations" フォルダーに保存されます。 アップロードが成功したら、PHPクラス "ZipArchive" を使用してOrbitvuプレゼンテーションを解凍する必要があります(サンプルには示されていません)。 プレゼンテーションを解凍すると、当フォルダーにプレゼンテーションのSKUを含む content2.xml ファイルが配置されます。
認証を伴う実装のサンプル
index.php file:
- リモートアップロード url : https://your_remote_upload_url?ov_key=my_secret_key
- サーバー側で、$ _GET [‘ov_key’]がサーバーで定義された定数"ov_key"と同じであるかどうかをチェックします。
- 同じであれば、サーバー側で一意のトークンを生成し、それをグローバル変数 $_SESSION[‘ov_token’]に保存します。そしてアップロード先URLを含めた形での下記のようなレスポンスをOrbitvu Stationに送信します。
 https://your_remote_upload_url?ov_key=my_secret_key&ov_token=generated_token&ov_action=upload
-  Orbitvu StationはそのURLを基にサーバーに別のリクエストを送信します。
 https://your_remote_upload_url?ov_key=my_secret_key&ov_token=generated_token&ov_action=upload
-  サーバー側で、$_GET[‘ov_key’]が適切でかつ$_GET[‘ov_token’]が$_SESSION[‘ov_token’と同じであるかどうかをチェックします。
- キーとトークンが有効な場合、プレゼンテーションをアップロードして$_SESSION[‘token’]を破棄することを許可します。 最後にOrbitvu Stationにレスポンスを返します。